2013年10月13日日曜日

熱から始まった起業家が、起業後1年経って考えたこと

どうも

久しぶりのブログになります。

今回のブログは一味違います。

自分の戒めしかり、本気で反省したことがあり、記載していきます。

なんというか全体的に有言実行が出来てません。

まだまだですね。

未熟という楯を使って弁明しているのが恥ずかしいですが、本当に未熟者だと感じてます。

ただ、本気なんで、成功しない気がしないんです。

ある種の熱から生まれる病なのかもしれません。




















振り返ると私は、ある種の熱で起業しました。

㈱妄想作戦会議室という名前にも現れてますが、非常に突発的な情動で起業しています。

余談ですが、この企業名ですと法人登記が大変でした。

法務局から許可が全然おりませんでした。

しかも不動産業にワイン卸業や、農作業服の販売など、多種にわたる事業目的を記載したためにかなり怪しまれました笑

無知って怖いですね

そう弊社は、無知と情熱から始まったのです。

(3ヶ月間の行政書士と法務局の戦いの後、株式会社妄想作戦会議室は登記されました!!
 平成25年3月23日生誕です!※その後は、銀行との半年間の戦いの末銀行口座を手に入れました)


後先考えず、とにかく動いていた

動いて気づいたことについて考えた

考えたことは実践したがうまくいかない

うまくいかないから考えて改善してみた、がうまくいかない

明日がヤバイ、だけど、諦めたくないからやる

だけど失敗

諦めたくない、失敗するのは怖い

挑戦するなら少しずつやろう

やってみた、ちょっとの成功

何も楽しくない

あれ?俺はこのままで良いのか?

止まってしまう

いやいや、止まってたら何も動かない、後先考えず走り出す

こける

痛い、泣きたい、辛い、どこに向かっているのかわからなくなる

夢が遠い夢で終わってしまっている

何がいけないんだ?

もう、わからない

ついてない、俺には出来ない、無理だったんだ。ってなる。

それが起業しての初期ですね。

そして…いつもこうなると、こんな展開になる

「最近大丈夫か?何してんの?」って声かけられる

そして、助けてもらう

嬉しい。

調子に乗って夢とか語る

楽しくなる

一緒にやろう、ってなる

一緒にやってみる、失敗する、だけど、なんか次はうまく行きそうな気がする
 
一人だけでじゃないこと

なんて気が楽になるんだろうと思った

それが1年経ってわかったこと

結局、支援者に助けられ、仲間に協力してもらっている。

とにかく突き進む私は、周りに迷惑をかけすぎた。

モラルが無いと、まるで土足で家に入ってくるようなもんだ

これは以降気を付けたい。

今の課題だ。

現状は弊社、コアメンバー4名、インターン生4名の8名で動いている
(※プロジェクトごとのメンバーを入れると総勢20名弱になる)


自分が1人で頑張ろうとしていると、うまくいかない。

仲間がいると、お互いが褒め合うような仲間達なので、勝手に得意分野に落ち着く。

うまく仕事が循環してきた

私が忘れかけていた、”やりたいことが当たり前のように挑戦できる社会”というVisionが出来つつある

経営資源は全然ない

恥ずかしい限り一期目なんて300万以上の赤字

今年は黒字

勢いは、収まらない

このメンバーが最高に楽しんで、成長し、どんどん挑戦できるように、行動のハードルを下げるインフラ創りをしていきたい。


ちょっと話が未来に行きすぎましたね

昔を振り返ると


私自身はあまり変わらないです

未だに北海道好きだし、お金より、好きなコトだし、見た目よりも本質だし、

ただ、変わったのは環境ですね

東京の中で戦ってます

日々疲労しています。

起業って辛い

本気じゃないと続かないですね

一瞬の熱で初めても私は良いと思います

それが間違っていたと気付くためにも、これで良かったと気付くためにも

まずは”やってみないとわからない”からです。

そして”やったからには本気で”じゃないと本当にそれが自分の人生において正しいのか、どうかわからない

後ずさりなく、今の一瞬、一種を愛おしく使ってるのが今です

一瞬の熱が、多くのハードルを乗り越えたキッカケだった。

間違ってたと思ってたが、間違ってなかった。

起業という手段は自分を変えるキッカケを創るキッカケでした。

綿密な計画を作っていたら、このきっかけは、見逃していたと思います。

無知と情熱がこの機会を作ったと思う

目標が大事ではなく、感じている気持ちを大切にすることを大事にしようと思う

目標には縛られない。目標を追うことが目的になるから。

もちろん目標は作る 。目標が見えないと苦しいだけだから(ゴールの無いマラソン)

それを学んだ一年でした

起業熱(MissionやVision)、仲間、目標、これの大切さを知りました。

今後は、大切に出来ることを増やせるように自身の器を大きくしていきたいと思います。

2013年10月1日火曜日

脱法ハウスとシェアハウス

最近話題の脱法ハウス

騒がれてますね

弊社のサービスとしてシェアハウス向け物件のご紹介をしているのですが

物件供給側の大家さん、不動産管理会社の重い返事が多くなってきました。

「シェアハウスって今、あぶないんでしょうw?」

「シェアハウスっすか?うちやってないですねー」

シェアハウス市場はとても、厳しい節目にきました。













現在、シェアハウスは2万室と言われています
(業界の方々が良く口にする情報、定かではない。私は”動く大家さんの会”にて知りました。)

そのうちの半分以上が適正される、などなど色々な記事に紹介されていますね。

なぜ、シェアハウスが脱法ハウスと言われ、指摘されているのか?

皆さんはご存知でしょうか?


簡単にまとめますと、

あー建築基準法を満たしてないっすね。
これは、もうあれだ。不安定な住居なんで、皆さんの生活や健康に害があるので住まないでください。というかむしろ出てってください。お金貸すので。事業主さんは、この建築基準法守ってね。守れないなら営業やめてください。

って流れです。

ではどういった家が建築基準法を満たしていないのでしょうか?

細かい規定は沢山ございます。

防災上の設備として天井が、窓が、…うんたらかんたらと。

詳細知りたい人はここを見てください。
 ↓↓
”報道発表資料-国交省”
http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000425.html


◆脱法ハウスって何?美味しいの?イメージ写真で見てみる◆

イメージはこんな感じです





 












仕切り版がベニヤだったり簡単なボードで区切られてます。

上記3つは全部”脱法ハウス”と言います。

脱法と名付けられたのは、建築基準法のグレーゾーンをギリギリで抜けて営業しているためです。

次は、脱法ハウスとなった物件の写真を見てみましょう
(引用:毎日.jp)























上の写真はまさしく!って感じですが下の写真は良くルームシェアで見るパターンですね

上の写真は、間仕切りがベニヤ板であること、また天井を突き抜けてないこと、最低面積を満たしてないコト、採光が取れる窓が付いてないコト、数をあげればキリがありません

下の写真も、そうですね。

以上のように脱法ハウスは建築基準法下では不安定な住居と見なされてしまいます。

良質な住まいを普及し、国民を豊かにする国交省当局は脱法ハウスを規制し始めたのです。

◆うちのシェアハウスは、脱法ハウス??◆

上記のように”脱法ハウス”と呼ばれ、指摘されている物件は

建築基準法を遵守しない造作をしたハウスになります。

つまり造作をしていないハウスは、すでに建築基準法を満たした物件に住んでいるため”脱法”にはなりえません

ふー安心安心



まだ早いわ!

国交省通知の怖いところは、”4LDKの物件をルームシェアする”だけでも脱法になりえるところにあります

それはなぜでしょうか?

◆脱法ハウスが取り締まられる経緯◆

脱法ハウスを大きく取り締まられるようになった動きは

大手ネットカフェ企業が経営していた低額宿泊所でした


















事業内容、業種届出、設備、全て法をスルリとかわした素晴らしい物でした

しかも、利益率は半端なく高く、誰もがヨダレを垂らすビジネスモデルでした
(余談ですが不動産業者は手を出そうとしていたはずです)

そこで火災事故が起きました

多人数複合住居の問題点を洗い出し、危険だと認識してしまったのです。

現に防災設備は”住居”規定の条件を満たしてはおりませんでした。

”住居”ではない”サービス”だ!

”賃貸借契約”ではない”利用申込み”だ!

考えられる想定問答は全て駆逐され

いや、家だろ。どう見ても。だって生活してるやん。

はい!残念!!

それまでは、空室の企画&転用として注目を浴びていたシェアハウス事業。

ドラマのプロモーションもあり人気が高かったシェアハウスというライフスタイル。

投資利回りが高く、ビジネスとしても注目を浴びていたシェアハウス投資。

全てが、上記事故により下火になりました

そして関連事業を確認していくと…

出てくる出てくる…

これはアカン!

建築基準法にのっとった住居ではない!これは国民の生活を脅かす!取り締まれ!

と。

多分、シェアハウスを良くしってる当局側の人間っていないんでしょうね

4LDKの物件がもしマンションやアパートなどの複合住宅の場合は、共有部分は管理組合で管理しております。

エレベーターや廊下やゴミ置き場は、各戸ごとに(面積に比例する)投票権を持ち、組合員で協議し管理していくのです。

1戸に大人数住んでるって、管理組合は嫌ですよね。

1号室の人はエレベーター1日に2回だけなのに

2号室の人は8人住んでるから1日16回使う。

だけど費用は各戸で同じ

これって不平等

ってことになるんです

じゃあ戸建の4LDKで住めばいいんじゃない?

それが第3者を継続的に利益目的で運営されるのであれば、そこには”貸主(大家さん)”しか持ちえない賃借権(家を貸す権利)を無断で使用していることで規制されてしまいます。

もともとルームシェアとかシェアハウスって、日本の不動産のルールからするとグレーなんですよね。


◆これからのシェアハウス◆

まずは、国交省通知は法律ではないので、まだ執行力がないため、事実上経営は続けれるでしょう。

法律に組み込まれるのは2年後の施行になるでしょう
(大体、当局からの通知後から法律への動きは2年ほど)

ただ、区の建築指導課には資料はわたってありますので、すでに運用は始まっているはずです。

つまり、これは脱法だからダメだよ、って言われるんですね

ただ、建築指導課が物件を視察する際には、強制的に入る権利はありません。

身内レベルでの”ルームシェア”は依存として続けることができるでしょう
(大家さんや管理会社からは、今まで通りの心地よさで、審査は出して頂けないと思いますが)

ただ、空き家ビジネスとして、参入しようとするのであれば、リーガルを備える必要性があります。

不動産、建築に知識があり、それなりのノウハウが詰まれている中小企業が以前として活躍していくのだと思います。


あくまでも源の見解ですが、2万円/月程度の家賃で住むには、身内でルームシェアが一般的になるのでしょう。

すでに、シェアハウス事業から撤退している企業も増えており、脱法ハウスとなってしまった物件が入居者を募集しはじめているのが現状です。

身内でのルームシェアであれば問題ないんですがね。


㈱妄想作戦会議室は、社会に様々な価値観を共有したコミュニティを複数創り、それをロールモデルとして沢山のコミュニティが加速度的に増えていき、それぞれが繋がり、社会を創る、というVisionを持っています。

シェアハウスに興味のある方は、都内中心で物件をご紹介できますので、仰ってください。

また運営上のリスクとアドバイスのコンサルティングもしております。

シェアハウス業界の今後に目を離せません

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